【p0081】『薄明光線』/ Crepuscular rays[LARS BOËTHIUS / Sweden]
¥94,600 税込
SOLD OUT
2025年11月15日 23:59 に販売終了しました
別途送料がかかります。送料を確認する
【作品について】
タイトルの「Crepuscular rays(薄明光線)」は、雲間から差し込む光の筋を意味します。 この作品では、静かな空間に差し込む光が、自然にやさしく触れる瞬間が描かれているように感じられます。Boëthiusの筆致は繊細で、光と影の対話を通して、時間の流れや感情の揺らぎを表現しています。
差し込む光は希望をイメージしているのでしょうか。未来への光をイメージしたような作品です。額縁には数か所、経年によるクラックが生じていますが補強されており、剥落等のダメージは無いように思われます。
【LARS BOËTHIUS】
Boëthiusは、スウェーデンの首都ストックホルムに生まれ、1920〜21年にAlthins målarskola(アルティン絵画学校)、1921〜23年にKonsthögskolan(王立美術学院)で学びました。1927年にスウェーデン=フランス芸術ギャラリーでデビューし、以降数々のグループ展や個展に参加。1930年にはNationalmuseumのモダニズム展にも選出され、Isaac GrünewaldやNils Dardelらと並び称されました
画壇の当初はストックホルムの街並みや静物画が中心で明るく大胆な色使いだったものがパリ留学後は陰影と緊張感が加わる。表現主義的傾向が強まりました。その後、年代を重ねると徐々に画風は和らぎ北欧の海辺や空、光の描写に重点を置くようになります。
今回の作品「Crepuscular rays」は1950-60年代になり製作したもので、画家の熟練した味わいが強く残る作品となっています。
同氏の作品はModerna Museet(ストックホルム近代美術館)、Konstakademien(王立美術アカデミー)、Göteborgs Konstmuseum(ヨーテボリ美術館)、Malmö Museum(マルメ美術館)、Norrköping Art Museum(ノーショーピング美術館)にも所蔵されています。
画家:LARS BOËTHIUS(1903-1968)
素材:油絵/キャンバス
サイズ:65x56 cm (額サイズ)
*商品のお受渡し・ご発送は展示会の会期終了後となります。ご了承ください。
-
レビュー
(4)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
