【p0090】『猫のしっぽで絵を描く』/Målar med kattsvans [Monica Sahlin / Sweden]
¥52,800($333.84)
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2026年10月24日 10:00 から販売
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
【作品について】
スウェーデンの画家モニカ・サーリン(Monica Sahlin, 1948–2014)による水彩作品 “Målar med kattsvans(猫のしっぽで絵を描く)”。画家と子どもと猫が登場する、サーリンらしい静かな物語性を持つ一枚で、柔らかな色調と簡潔な線で構成された画面には、北欧の家庭的な温かさが穏やかに漂います。
画面中央では、画家が猫のしっぽを筆のように使い、紙に色をのせている様子が描かれています。猫は驚いたような表情を見せながらもどこか受け入れているような雰囲気があり、サーリン特有のユーモアと優しさが感じられます。背景には北欧らしい壁紙が配され、過度な装飾を避けながらも、家庭の空気感が丁寧に表現されています。
このモチーフはサーリンが愛したモチーフの一つで、似た構図で違ったシーンのものがいくつか製作されています。サーリンの作品は小さなサイズのものが多く、日常の一場面を切り取ったような親密さが特徴です。本作もその典型で、絵本の一コマのような静けさと、北欧らしい素朴な世界観がよく表れています。
【Monica Sahlin(1948–2014)】
スウェーデン・ヨンショーピングに生まれ、画家・版画家として活動したモニカ・サーリン。オレブロの Bild och Form、ストックホルム芸術工科大学(Konstfack)、ストックホルム大学で学び、早くから絵画と造形の基礎を身につけました。のちにオレブロを拠点とし、旧EFS教会を改装したアトリエで三十年以上にわたり制作を続けています。
彼女の作品は、子どもや動物、天使、家庭の情景といった身近なモチーフを静かに描き出すもので、北欧の素朴な空気をそのまま閉じ込めたような温かさがあります。柔らかな色調と簡潔な線で構成された画面には、絵本の一場面を思わせる親密な物語性が宿り、観る者に穏やかな時間をもたらします。サーリンはストックホルムやオーランド、クムラで個展を開催し、ヨーテボリやリヨン、アメリカなど国内外のグループ展にも参加するなど、幅広く活動しました。
その作品はオレブロ県やストックホルム市、クムラ市などの公共機関にも収蔵されており、地域に根ざした作家として高く評価されています。2014年に逝去後も、長年制作を続けたアトリエでは追悼展が開かれ、彼女の静かで親密な世界観は今も多くの人に親しまれています。
画家:Monica Sahlin(1948–2014)
素材:水彩画
サイズ: 27x21cm (額サイズ)
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