【p0011】『Alleyway』(1910年頃)［Willam Tatton Winter / England］

SOLD OUT

【作品について】

イギリスのウィリアム・タットン・ウィンターによって描かれた自筆の絵。水彩画・風景画家として高い評価を受けたイギリス王立英国芸術家協会に所属する画家であったがイギリスの何気ない街並みや風景を描くことを好み、数多くの作品を残した。
　
こちらは1910年頃に描かれたスケッチで、画紙にペンで描かれた作品。イギリスの農家で立ち話をする女性が描かれており、穏やかで明るい様子が繊細なタッチで描かれています。

【Willam Tatton Winter】

1855年、イギリスのランカシャーにほど近いアシュトン・アンダー・ラインに6人兄弟の一人として生まれる。父親はアメリカの南北戦争に従軍し亡くなったため、母親に育てられた。
幼少時から鉛筆を持つと絵を描き始め、やがてマンチェスターに行きオールドマスターの素描を模写し続ける日々を送る。
マンチェスター時代にはラファエル前派のフォード・マドックス・ブラウンに知己を得、Manchester Academy of Fine Artに入学しまたアテネウム美術クラブに所属する。
その後教職につく一方で画業は続け、1896年にはイギリス王立英国芸術家協会に所属。展示会には当時のイギリス国王であったヴィクトリア女王が訪れ、タットンの作品を購入しロイヤルアカデミーにも作品は所蔵されたことをきっかけに王室からの依頼が増え、作成したドールハウスなどは現在もイギリス王室に所蔵されている。1928年、Winterfoldの自宅にて死去。
イギリスロイヤルアカデミー・マーサ美術館などイギリスを中心としたいくつかの美術館で作品が収蔵・展示されている。

画家：Willam Tatton Winter (1855-1928)
素材：画紙／ペン
サイズ： 39.7x52.4cm (額サイズ)

*商品のご発送は展示会(11月2日－11月17日)の会期終了後となります。ご了承ください。